徒歩旅行氏の詳細な旅行記を読解することを試みるブログ
the original
前言
http://www.wayfarer.idv.tw/Japan/Japan2007/preface.htm



今年四月にまた転職したので、海外旅行計画も年末に移すほかなくなった。年に2回は海外旅行をするようにしてるが、このために1回になってしまった。今回は目的がある。雪降る町を旅したい。雪国はけっこうある。じゃあなんでまた日本を選んだのか?はじめは欧州に行こうと思った。でも友人に相談してみてもいっかな決まらない。結局は無難な線におちついた。勝手のわからない欧州の個人旅行だと準備するにも時間がかかるし、やっぱり勝手知ったる北海道へ。


なんで雪の降るところへ旅をしたいのか。台湾に住んでいて雪を唯一見たのは合歓山でだけだ。しかもほとんど積もってなかったし、雪が降る光景も見たことがない。雪の中を歩き、雪が体に降りかかるのはどうな気持ちがするんだろう。そういう体験を一生のうちにしてみたい。


ちょっとした問題がある。台湾の生活ではどんなに冷えたって10度くらいだし、5度になったら大騒ぎだ。そんなありさまなのに氷点下の環境に耐えられるような服をどうやって準備すればいいのだろう。前に買ったダウンジャケットには氷点下でも大丈夫と説明書きがあった。ズボンはどうするか。登山用品店にいって3000元ちょっとする質のいいのを買った。軽量素材の防寒防風ズボンだ。この上下の組み合わせなら零下10度の気温(今回の旅の最低気温がこれだった)でも耐えられるだろう。このほかに、友人のジャックの提案で雪の上を歩きやすいように滑り止めのついたブーツも買った。


プランニングと宿泊予約は僕にはとてもたやすいことだ。日本の最東端根室の納沙布岬、最北端稚内の宗谷岬をまず目的地に決めたほかは、あとは両地点の間の町を結んでいけばいい。北海道の鉄道は人口が密集した他の日本の地方のようには発展していないので、1日に観光できる場所も限られる。とまあそういうわけで、今回の6泊7日の日程で北海道の4分の3をまわることになった。今までと同じように広範囲にわたる旅になった。
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
[7]  [6]  [5]  [4]  [3]  [2]  [1
アーカイブ
プロフィール
HN:
ANA
性別:
非公開
ブログ内検索
最新CM
最新TB
バーコード
フリーエリア
OVERSEAS まえがき Produced by ANA
スノーマン Designed by がりんぺいろ 独自ドメインブログ
お買い得商品満載「楽市楽座」 忍者ブログ